KAUFFMAN / STORY
終末の日にも、地代は払われた
長寿は敵との外交を開き、進化はその約束の有効期限を変えた。最後にガンマ線を生き延びた動物は、人間の同意を求めず異星側と契約を結ぶ。
最初の隣人は、友人ではなかった。第24ターン、プレイヤー0が受け取った「隣人からの信号」は、六年後に敵対的知性が来るという知らせだった。宇宙開発への投資は共同防衛費となる。足りなければ侵攻の被害を受ける。
翌25ターン、0は「もう一度の春」を発見する。全員の老化開始が遅くなるだけでなく、異星知性の存在と長寿の条件が揃ったことで、長期外交が開かれた。プレイヤー1から4までが使節を送り、三ターン後に帰還する。敵が来るまでの時間は、防衛費を積むだけの時間ではなくなった。
しかし外交が始まっても、最初の侵攻は止まらなかった。第28ターンには0が超進化生物の秘密「人間の外側の未来」を発見し、動物の代表と異種間の接触も生まれる。第30ターンには動物による資金の徴収と、共同防衛費が足りないままの異星の侵攻が重なった。動物に残り資金を取られた2は、このターンの世界イベント処理で退場する。0、1、3、4には侵攻による損失が記録された。
その翌ターン、1は異星側へ賠償を要求した。要求しただけでは終わらない。実際に支払いが行われた。侵攻してきた相手が、今度は損害を埋め合わせる相手になる。長期外交は、脅威を消す代わりに、被害を受けた後にも働く関係を生んでいた。
動物との関係にも、実際の効き目があった。第33ターンの野生生物被害では、1と3が外交上の保護を受けた。だが、その保護を一度手に入れれば済む世界ではない。長寿と生物進化が接続した世界では、動物側にも世代交代が起きる。第34ターン、世代が変わり、旧資格や条約が失効した。
3は第35ターンに新たな友好を受諾され、第36ターンにも保護を受ける。一方、同じターンに1と4は動物に資金を取られて退場した。侵攻の賠償を受け取り、以前は動物からも守られていた1が、今度は動物による資金の喪失で消える。過去に成立した関係は、その後の安全を保証しなかった。
そして空にも期限があった。第33ターン、0が発見した「空から届く終末」は、五年後のガンマ線バーストを告げていた。第38ターン、それが到来する。動物の被害を免れていた3も、このバーストで退場した。人間の参加者で残ったのは0だけだった。
ところが、同じ光を浴びた動物は死ななかった。放射線の被害を受けた後、適応が記録される。元の生息地は破壊されたが、動物は「放射線を糧とする生命圏」へ移った。生物進化と宇宙の災厄の組合せは、被害だけでなく、そこに生きる新しい場所まで生んだ。
このターンには、さらに別の決着がつく。動物と異星側の協定が受諾されたのだ。最初の提案は世代交代で失効していたが、第34ターンに出し直された提案が、ここで成立した。動物が資源を供給し、異星側が繁殖地の主権を守る。人間の同意は条件に入っていない。
動物は異星保護下の繁殖地へ移り、3,000,000円を支払って借りた。提案や約束にとどまらず、支払いの履行まで記録された。
第38ターン、0は最後の生存プレイヤーとして勝利した。だが、このRUNで最後に成立した取引の当事者は、勝者ではない。ガンマ線を生き延びた動物と、かつて侵攻してきた異星知性だった。人間の対局が終わるその日に、人間抜きの地代が払われていた。
物語の転機
- consequence 第3ターン、攻撃がプレイヤー2からプレイヤー4へ届き、22,646,748円の損害。
- consequence 第6ターン、攻撃がプレイヤー2からプレイヤー3へ届き、20,795,299円の損害。
- consequence 第8ターン、攻撃がプレイヤー2からプレイヤー1へ届き、21,658,689円の損害。
- artifact 第24ターン、プレイヤー0がArtifact「隣人からの信号」を発見し、6年後に敵対的知性が到来。宇宙開発への投資が共同防衛費になる。必要額未達なら全員が資金を失う。 これは「隣人からの信号」という秘密だった。
- artifact 第25ターン、プレイヤー0がArtifact「もう一度の春」を発見し、全員の老化が始まる年齢が2倍になる。ゲームの66ターン上限は変わらない。 これは「もう一度の春」という秘密だった。
- observed_interaction 第25ターン、世界の規則が交差した: 寿命を倍に延ばす科学的発見 × 敵対的地球外知性。 画面にも「寿命を倍に延ばす科学的発見 × 敵対的地球外知性」として記録された。
- consequence 第25ターン:長期外交が開かれた。
- artifact 第28ターン、プレイヤー0がArtifact「人間の外側の未来」を発見し、3年ごとに超進化した生物が襲う。生物Lv3以上なら共存。それ以外は避難資金を失う。 これは「人間の外側の未来」という秘密だった。
- observed_interaction 第28ターン、世界の規則が交差した: 寿命を倍に延ばす科学的発見 × 野生動物の超進化。 画面にも「寿命を倍に延ばす科学的発見 × 野生動物の超進化」として記録された。
- observed_interaction 第28ターン、世界の規則が交差した: 野生動物の超進化 × 敵対的地球外知性。 画面にも「野生動物の超進化 × 敵対的地球外知性」として記録された。
- consequence 第28ターン:異星知性と動物の接触が始まった。
- consequence 第31ターン:異星艦隊から賠償金が支払われた。
- artifact 第33ターン、プレイヤー0がArtifact「空から届く終末」を発見し、5年後にガンマ線バースト。宇宙Lv4・生物Lv5、または専用の避難行動が生存条件になる。 これは「空から届く終末」という秘密だった。
- observed_interaction 第33ターン、世界の規則が交差した: 寿命を倍に延ばす科学的発見 × ガンマ線バースト。 画面にも「寿命を倍に延ばす科学的発見 × ガンマ線バースト」として記録された。
- observed_interaction 第33ターン、世界の規則が交差した: 野生動物の超進化 × ガンマ線バースト。 画面にも「野生動物の超進化 × ガンマ線バースト」として記録された。
- observed_interaction 第33ターン、世界の規則が交差した: 敵対的地球外知性 × ガンマ線バースト。 画面にも「敵対的地球外知性 × ガンマ線バースト」として記録された。
- consequence 第33ターン:動物と異星知性の協定が提案された。
- consequence 第34ターン:動物側の世代が交代した。
- consequence 第34ターン:動物と異星知性の協定が提案された。
- consequence 第34ターン:旧世代・旧状態に対応する資格が失効した。
- consequence 第36ターン、プレイヤー1が脱落した(world_event)。
- consequence 第36ターン、プレイヤー4が脱落した(world_event)。
- interaction 「生命は空を越える」が起きた。「人間の外側の未来」、「空から届く終末」という二つの秘密が同時に存在したからではない。記録上は、第38ターン、ガンマ線バーストが到達した。この出来事によって、二つの規則が同じ結果へ接続した。 相互作用の構造は、生命への深い理解は、星からの脅威に対しても生存条件となった。
- consequence 第38ターン:動物が放射線に適応した。
- consequence 第38ターン、プレイヤー3が脱落した(gamma_burst)。
- consequence 第38ターン:放射線下の廃墟が動物の新しい生息域になった。
- consequence 第38ターン:動物と異星知性の協定が受諾された。
- consequence 第38ターン:動物が異星保護下の繁殖地を借りた。
- consequence 第38ターン:旧世代・旧状態に対応する資格が失効した。
- ending 第38ターン、プレイヤー0が最後の生存者になった。
- RUN
- b4ff190f-dba8-5abd-b8dc-08a8ca51523b
- ゲーム
- kauffman / v.1.0
- イベント数
- 1770
- 最終ターン
- 38.0
- 勝者
- 0.0
- ステータス
- completed
- 内容注意
- 攻撃・脅威、脱落
- 投票
- open
- 動画候補
- 未選定